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2010年11月24日 (水)

スープリームサーフの Surf Prescriptions (DOC) サーフボード試乗会


P1070329*.jpg

スープリームサーフ主催のサーフボード試乗会に行って来ました。

板は、Surf Prescription のショートボードで、パフォーマンス系もファット系もあって、いろいろ乗り比べてみました。

まぁ、板の細かい違いなぞわからないテケテケサーファーなので、超主観、超テキトーですけど忘れないうちに感想を書いてみたいと思います。(間違ってもこのレビューを真に受けて板を選ぶなどしないよーにw)

コンディションはサイドオフ強、胸肩たまに頭近く▼30点(波伝)。テイクオフで板が落ちづらいトロハヤダンパーで決して良くはないんですが、なんとなーくそれぞれの板の感触はつかめたかな。

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最初に乗ったのが、写真下から4つ目のシングルフィンの5'6"。「ブッシュワーカー」というモデルのシングルフィン版だそうです。

シングルフィンは初めてです。
短い板なのにパドルはスムーズ。浮力があるのと、シングルフィンでドラッグが少ないからかなと思いました。
テイクオフは浮力があるので速いのですが、板が軽いのでノーズが落ちにくい気がしました。オフショアがかなり強いので、こういうコンディションの時は板が重い方が良いなと思いました。

さて、何度かテイクオフをトライした後、やっと横に行ける波を捕まえました。
レールを入れようとするのですが、きちんと傾けられていないからか、また前後バランスが悪いからか、うまくターンが出来ません。テイクオフ直後に軽くワンターン入れて走り出したいのに、うまくターンできず、また少し大きめのターンを(気持ちの中ではドライブして行きたいところ)しようとしても不安定な感じ。

自分の腕のなさをガツンと指摘されました。いままでどれだけサイドフィンに頼っていた事か・・・

ボードに乗る場所も悪いようです。スタンスとか腰、体の向きとか、もう、全部悪いみたい。

シングルフィンで気持ち良いターンを描けるようになるには、まだまだ修行せい!と言われた気分です。逆に言えば、シングルの良さを味わうまでに上達したいな、と火をつけられた訳ですが。というわけで、こういうの1本欲しいなー。

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次に乗ったのは、一番下の板。P監督の板で、パフォーマンスボードです。「リルバディー」というモデル。サイズは確か5'9"でトライフィン。

浮力は全然足りないのですが、その前に乗っていたシングルフィンと比べると、いやー快適!波に慣れたからかも知れないけど、浮力ないのにフツーにテイクオフできます。

自分のサイズで1本欲しいなー。

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次は下から2つ目の板。「F-80」という板で、パフォーマンスボードです。サイズは5'11"でトライフィン。

いつも自分が乗っているパフォーマンスボード(6'1")とサイズが近いこともあって、調子良く乗れました。持ってみた感じは少しボリュームが足りない感じもしたけど、ぜんぜん調子良かった。

こういうおしゃれなブラシの板も1本欲しいなー。

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次は下から5つ目の板。「レトロツインスタビライザー」という板でサイズは確か5'6"のトライフィン。幅広のアウトラインでサイドフィンあたりにウイングが入っているフィッシュテール。デッキはフラット(コンケーブ?)でパドルの時にお腹に優しいのが気に入りましたw。

自分が持っているM10のHog Fishにかなり近い感じ。こういう板はスモールでマッシーな波も行けて、トライフィンだからかウイングが入っているからか分からないけど、普通のパフォーマンスショートと比べても遜色無く動くので重宝してます。

この板でいい感じの1本(自分比)にも乗れたので、良い板です。それに、このデザインはオッサレーです。

M10もそろそろ寿命が近づいて来たので、ぜひ1本欲しいなー。

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最後に乗ったのが、下から3つ目の「ニュートイ」。サイズは5’8”くらいだったかな。クアッドフィンでイーグルノーズ。ノーズのシェイプは結構スリムなので動きが良さそうです。深いチャンネルが4本入っています。

ゲットして数本ショボ波を乗ったものの、プルアウトした後に板をつかもうとしたらフィンに指が当たって切っちゃったので終了。

乗り味はよくわかりませんでした。なので、ぜひ1本欲しいところww

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写真一番上の板は、5'4"で「ブッシュワーカー」のテールをバットテールにした板だそうです。すごい短い板なのでどんな感じか乗ってみたかったなぁ。

試乗するには波はベストではなかったのと、自分の腕もイマイチなので確かな事は言えませんが、初めて乗ったDOCの板はどれも軽く、パドルもスイスイでかなーりいい感じでした。特にパフォーマンス系の2本は、テイクオフ1本目から全く違和感なかった。

それ以外のファット系の板は、それぞれ個性があって、その個性を引き出して乗りこなすようになる楽しみがあると思いました。すでにファット系を持っている人は、テールの形状を変えたり、フィンの数を変えたりと、探究心は尽きませんね。

それにしても、シングルフィンにはやられたなぁ。でもシングルフィンできちんとカービングが出来るようになれば、トライフィンもかなりうまくなりそう。

最後になりましたが、スープリームサーフの皆さん、そして寒い中カメラを片手に見守ってくれたP監督、どうもありがとうございました!

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コメント

シングルフィンについて。

はっきり言ってシングルフィンの初体験はかなりの衝撃で、今まで周りで「シングルフィンは難しい」と言っていた理由が分かった気がしました。

上のブログ記事では、単純に乗った感想を自分の言葉で書きましたが、どうしてもシングルフィンの事が忘れられず、いろいろとネットを見てみたところ、「おお、まさにこの通り!」というのを見つけましたので、ここで引用しておきます。

http://blog.goo.ne.jp/imsurfer/e/d39eafd09fa11de3c49994208f8702b9

「さらにテイク・オフから波の「ハイ・ライン」
いわゆるフェイスの高い位置をキープできるのは、
シングル・フィンの時との大きな違いでした。
通常、シングル・フィンのボードはテイク・オフをした後、
完全に波のボトムに降りてからでないとターンができません。
しかし、トライ・フィンに変えたボードでは、
状況に応じてトップやボトムに降りる前に
進行方向を変えるターンが可能です。
さらにポジションが奥過ぎてスープに捕まった際、
シングル・フィンのボードではサイド・スリップが起こり
ワイプアウトしてしまうことが多かったのですが、
(ボードのテイル幅が狭いピンテールなのも原因)
トライ・フィンはスープの中でも確実に波のパワーを捕えて
それを推進力に変えてくれます。
結果としてスープから脱出できるのです。」

で、シングルフィンの難しさに惚れてしまう人の気持ちも分かります。今回乗った中で一番欲しいなと思った板は、シングルフィンなんです。まあマトモに乗れずにお金の無駄遣いだと思うけどねー。

投稿: あかひ | 2010年11月24日 (水) 18時56分

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