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2009年12月 4日 (金)

ポータブルサウンドシステム



IMG_4548.JPG

アップルのステッカー貼ってありますが、JBL の On Tour  というスピーカーです。


自宅から離れても良い音で音楽を聞きたいというのは、誰しもが考える事だと思いますが、ポータブルで満足できる音質のスピーカーを探すのは結構難しいもんです。

マニアックな音の話でもたまにはしようかと。


個人的には、「いい音がするスピーカー」というのは解像度が高い、バランスの良く、良い意味で標準的なスピーカー。例えば、ヤマハの テンモニ(YAMAHA NS-10M) は業界標準ですが、そういったニアフィールドモニターなんかは、自宅で聞くにも悪くないんじゃないかと思っています(疲れそうだけど)。最近ではウーファーが別になっているシステムもよく見ますが(Bose の Companion3 とか)どうしても分離感が気に食わないのと、アコースティック系(ボーカル、クラシック、ジャズ、ロックとか)の音に弱い感じが否めません。


で、日本の自宅では何で聞いていたかというと、Onkyo の FR シリーズ(4万前後)で、決め手となったのは、価格の割にバランス良く低音から高音まで出るという事と、キャラクターが強くなく、フラットだということ。これは、音楽を作る上では非常に重要で、マーケットでスタンダードになっているスピーカーで音質を調節することはミックスやマスタリングにおいて必要不可欠だからです。

また、低音の踏ん張りがあるということ。ダンスミュージックの場合、低音をウーファーできちんと出さないと、ダンスミュージックとして成り立たず、しかしイコライジングが極端なありがちなコンポだと、派手なばかりでオリジナルの音質から遠ざかるというジレンマがあります。Onkyo の FR シリーズは低音の出音が大きいという訳ではないですが、他の音域を犠牲にせずに静かに鳴る低音という感じ。十分なキャパがあり、小さい音から大きい音まで、低音から高音のバランスが変わらないというのが良いと思ってます。


民生機について言えば、スタジオではソニーのZS-M5 というラジカセが標準ですが、これも特別という訳ではなく、マーケットにある再生環境の中で比較的標準となりうる音質だからという理由でよく使われているようです。


極端な話、音楽制作の現場では、前出のヤマハのテンモニと、ソニーのラジカセと、ソニーのモニタリングヘッドフォン MDR-CD900STで音が判断されていると言っても過言はありません。


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NS-10M 業界標準のモニタースピーカー。音質を決める基準です。


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MDR-CD900ST 業界標準のモニターヘッドフォン。ミックスだけではなく、演奏時のモニタリングにも使います。


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ZS-M5 業界標準(?)のラジカセ。というかフツーのラジカセ。「フツー」というのがミソ。


じゃあバリバリ音楽制作しているのかというと、今はだいーぶ遠ざかっていますが、良い音で聞きたい欲求は今も変わらず。

しかも、コンポなんて重いものはアメリカに持ってくる事もできず、どうしようかと悩んでいました。


しばらく前に購入した JBL の On Tour (トップの画像)。出張や旅行のために買ったポータブルスピーカーです。


その前はパッシブなオーディオテクニカのポータブルスピーカー を使っていましたが、枕元で聞くには良いものの、圧倒的にパワー不足。On Tour は結構高かったのですが、音に対する投資ということで奮発してみました。


こっちに来て、4ヶ月、On Tour で音楽を聞いていますが、良い感じです。

小さいスピーカーなので、それなりの音ですが、同じクラスの中では出力、音の再現力は秀でていると思います。

普通に部屋で聞く限り、音量は十分。音のバランスも悪くないです。低音とかは期待できませんが、Onlyo の FR と同じく、割れる事なく静かに踏ん張ってくれます。

ちょっと重めですが、スピーカーはある程度の質量がないとダメだと思うので、そこはトレードオフですね。

iTunes側で、すこしイコライジングで補正はしてます。


生産中止になってしまったみたいですが、ポータブルスピーカー探している人には JBL の On Tour はおすすめです。

現行商品では Logitech の PureFi-Mobile も 良いと思いましたが、値段はちょっと高め。


話は変わって、イヤフォンは、SHURE のやつを使ってます。音は良いけど、装着感が微妙。イヤフォンも奥が深いけど長くなったので、割愛。


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オーディオの世界は突き詰めればキリがなさそうだけど、目的さえ絞れば、案外リーズナブルに良い音にたどりつくことが出来ます。

1ビットだとか、真空管とか、アンプとか、ケーブルとか・・・ウン十万、下手すりゃ3桁もしてしまうハイエンドオーディオの世界ですが、あくまでリスナー側の趣向であって、必ずしもそれが良い音とは限りません。

制作側は必ずしもそんなに高価なオーディオシステムで音を聞いている訳ではないということですなー。


ちなみに、スピーカーの向きを変えるだけでもキャラクターが変わるので、壁に向けるとか、箱の上に置くとか、いろいろと試すのも良いと思います。


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コメント

Hi
Very nice and intrestingss story.

投稿: JassiMostru | 2010年6月 5日 (土) 14時11分

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