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2007年3月 5日 (月)

ソール形状について思案

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サーフボードのディープチャンネル。ここまで行くとすごい。

サーフボードには、性能の決め手となる要素がいくつかある。
長さや、幅、厚さはもちろん、アウトラインやレール(エッジ)の形状など、スキーやスノーボード板と同様、トータルバランスが重要視される。
サーフボードでは一般的な「コンケーブ」、または「チャンネル」などとも呼ばれる、ボトム(ソール)に加工された形状。
水の流れを効果的にコントロールすることで、サーフボードの性能を上げようとする工夫だ。
ノーズ、センター、フィン周り、テールでそれぞれに効果的な複数のコンケーブを組み合わせることもある。

んで、スキーの板にもこの試みは有効かどうか考えてみた。

昔のスキーの一部のモデルには、ソールのセンターに縦に幅1~1.5センチくらいの溝が入っていた。
今ではほとんど見ることはないけど、昔は結構一般的だった気がする。
直進性が向上するという理由だったみたいだけど、どうやら効果はあまりなかったようだ(今、溝が入っている板がないからね)。

今、ソールに施す加工としてメジャーなのが、ストラクチャーと、エッジのダリング(ソール側のエッジを落とす)。
ソールの形状まで加工できるところは少なそうだけど、もしできるとしたら、いろいろ実験ができそう。

サーフボードの場合は、水を相手にした流体力学だけど、雪の場合はどうなのか・・・流体力学ではなく、摩擦抵抗?面積?
同じ水からできた雪だけど、この場合はまったく考え方が違うような。
浮力という考え方も、まったく違うし。
考えれば考えるほど混乱してしまいます。

想像だけど、こんなのはどうだろうか。

トップ - シングルコンケーブ(エッジよりソールが凹)でパウダーをキャッチ。浮力を得ると同時にテールに比べてトップをずれにくくする。
センター - フラット
テール - コンベックス(エッジよりソールが凸)でヌケ(ずらし性能)をアップ。雪を左右に押し出すことで浮力を軽減。

直滑降のみならず、パウダーの中で板が横方向にずれることを考えても、上のセットアップは効果的かも。

トップ形状については、昔ダイナスターから出ていた、船底状の真逆。
船底状トップは、ダイナスターからスキーもスノーボードも出ていたけど、個人的には効果は疑問だった。乗ったことないけど。
なぜなら、トップで受けた雪の抵抗を小さくすることで走破性は上がるだろうが、浮力的にはマイナス要素だから。そして、雪を左右に分けることによって、トップからスプレーは上がるだろうが、直進安定性を欠く気がする。
それなら、いっそコンケーブの方が都合がいい気がする(トップが沈まないように浮力を稼ぐのが目的の場合だけど)。

ここまで書いておいてなんだが、やっぱ、この実験は個人レベルではきついね。
チューンナップもそこそこ金かかるし、エッジはともかく、ソール形状を加工するのをやってくれるところは知らない。
微妙な違いだと思うし、一定のパウダー条件でテストを繰り返すのは困難。

でも、今度チューンナップに出すときは、できればトップからテールまでコンベックスを試してみようかと考えています。
圧雪以外なら、動きがルースになって調子良さそうなんで。
スパチュラとかでしかできなかった、パウダーでのサイドスライドなんか、できるようになっちゃうかもしれない。

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コメント

ニアスから持ち帰ったアランバーンの6'6が6チャンネルのボトムなんだけど、「乗り味」で考えると立ちが強いっていうのと、オンショアで面が荒れた波だとギャップを拾っちゃう感じがあったね。

クセのあるホレかたする波ほど、実はスタンダードなアウトラインとボトム形状が良いってのあるけど、さてスキー板のソールだとどうかね?

そいえば不要サーフボードで廃ゲレンデ滑るって計画をすーっかり忘れてしまってた今日このごろです。

投稿: coralsurf | 2007年3月 6日 (火) 07時54分

>ニアスから持ち帰ったアランバーンの6'6が6チャンネルのボ
>トムなんだけど

自分の板のボトムは、シングル、ダブルコンケーブ、フラット組み合わせのみ。Vボトムやチャンネルの板には乗ったことないんですが、どんなノリ味なのか気になります。
最近は、あまりチャンネルの入った板見ませんねー。

>そいえば不要サーフボードで廃ゲレンデ滑るって計画をすっ
>かり忘れてしまってた今日このごろです。

やっぱりテールがぐるぐる回っちゃいそうですね。
でも興味あり!!

そして、昔から考えているんですが、水上スキーみたいな2本板で、ジェットにトゥインしてもらって波に乗ってみたい。
世界中のサーフィン好きのスキーヤー(または逆)の人で試してる人いないかな~?

投稿: あかひ | 2007年3月 6日 (火) 17時35分

某ブログでポンツンで水上スキーやってる人を見かけたけど、けっこう楽しそう(汗
トゥーインできるのかな・・・

投稿: coralsurf | 2007年3月 6日 (火) 20時08分

さすがにポンツーンでの水上スキーは、常にスピードに乗っていないと沈みそうですね。

水上スキーの板、あれってあんまり浮力ないんですよ。
でももちろんスキーの板とは違って全然水に浮く。。

サーフボードと同じ構造にして、もっと浮力を持たせれば、波のパワーをちゃんと受けて、波に乗れるんじゃないかと。。
でも自力でパドルして波に乗るのは無理そうなんで、やっぱりトゥインなんじゃないかと。

ジェットスキーと空いたブレイクがあれば、板くらいは作っちゃうのになー。だれか、今年の夏一緒にやってみません??笑

投稿: あかひ | 2007年3月 7日 (水) 19時41分

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