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2006年12月21日 (木)

The Powder Road

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thepowderroad.comより拝借

DPSで新しいスキーをオーダーしたのは先日の記事にあるとおり。
DPSのサイトからリンクしているサイトで面白いサイトがありました。

The Powder Roadというサイトで、コロラドからアラスカまでスノーモービルを曳いてパウダーを求めて旅をするというものです。

http://thepowderroad.com/

あと一息というところで、書いたものがすべて消えてしまった。
んー、ショック。
というわけで、はしょっていきます。

Powder Roadのサイトですが、映像がメインなんで、楽しめると思います。途中ジャクソンに寄ったり、いろんなトラブルに見舞われるのは、トリップ感十分!

んで、スノーモービルを活用しているんですが、最近、北米ではモービルを使ったアクセスが主流になってきているようです。確かに、アラスカのトンプソンパスでも多く見かけたし、次回行くときは自分も借りてみたいなと思っています。

日本ではスノーモービルについては、かなり消極的ですね。
自分は、比較的オープンです。

確かに、エンジン音、オイル臭はイヤ。
環境に与える影響も見逃せません。

ただ、山スキーヤーはスノーモービルにたいして、かなり嫌悪感を持っていることは事実。
「こっちはえっちらおっちら登ってるのに、モービルは楽してずるい」という精神的なものが少なからずあるのも事実。

でも、スキー場のロープウェイやリフトを使うのはずるくないの?
そもそも車で山に行くのも、環境にはマイナス要素だよね。

質の高い滑走を求めれば求めるほど、登りの要素をズルすることになります。
リフト使ったり、雪上車乗ったり、車をデポったり。

スキーを登山の手段として捉える人や、気持ちいい樹林帯を散策する目的で山に入っている人とは、目的が全く異なるわけですね。
そりゃ、スノーモービルは目の敵にされますね。
たぶん、スキーを登山として捕らえている人はヘリスキーなんかやらないんじゃないかなぁ。

自分もシールのハイクを含めたトータルなプロセスが好きなわけですが、「あの斜面を滑りたい」というのが一番のモチベーションかな。
要はバランスだったり、目的はその日のその日で変わるものなのですが。

さて、スノーモービルは日本でどれくらい現実的なのか。

上に書いたモラルの問題。
環境への悪影響。
法令の問題。
日本特有の地形。

まあ、難しいでしょうね。
日本のコンパクトで複雑な地形では、なかなかスノーモービルを活用するのは難しそうです。あ、地形に関して言えば、日本でも活用できそうなところは何箇所かありますが。

ただ、純粋に山を滑りたいという思えば思うほど、手っ取り早くピークに立つ方法は魅力的に見えます。雪が落ち着いた快晴の朝、遠くに見える山を見て、「今すぐ誰かヘリであそこに連れてってくれないかなぁ」と思ったことがある人は俺だけではないはずです。

そこで、結論。
山に入る目的はみな違う。登る人もいれば滑る人もいる。
環境にやさしくて、スノーモビルのような文明機械ではない、夢の乗り物。

そう。ロバ。

だめかな。

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コメント

キャットオペレーションやれるとこは、スノーモービルも
問題なさそうだよね。地形としては。
妙高近辺とか、ありそうだよねー。白い目で見られそうだけど。
俺はカモシカ飼いならしたいな。

投稿: ゆうじ | 2006年12月22日 (金) 23時43分

そうね、キャットやっているところは間違いなくモービル使えるね。あとは細かい沢とかなければ・・

そういや、スノーモービルって何気にパウダーで運転するの難しいみたい。ここで紹介したサイトの映像でも深雪にスタックしてたりして結構大変みたいね。

カモシカって乗れるの?

投稿: あかひ | 2006年12月25日 (月) 19時36分

北米をときたまバックカントリースキー旅するひま人ですが、スノーモービルと他のスポーツは、国土が広いせいか適当に住み分けているようです。バックカントリーをやっていて、その騒音を聞くことはまずありません。
カナダのゴールデン・レーベルストーク辺りにパンフレットはころがっていますが、姿をみたことがありません。もっとも、このあたりでの、わたしのBCは山奥でやってますんで、スノーモービルは入ってきようもないのですが。バンフをみていると、トレイルも雪崩のおきない安全そうなところ選んでいるようです。
ワイオミングのジャクソンホールでは町はずれには、スノーモービル屋があって、沢山車両が並んでいます。でも、わたしは、ティートン地区でBCやっていて遭遇したことがありません。やはり、別のエルアで走ってるんじゃないですかねえ。
コロラドのアスペンでは、リフトの頂上にゆくと結構駐車してますが、BCエリアアクセスへのリフトがわりに使っているようです。一時この使い方で、雪崩死亡事故が多発しましてた。問題になったんですが、いまはどうなっているかしれません。
別のとろろでは、「スノモービルのアバランチ講習」のチラシあったので、そうゆう使い方をするのは相変わらずあるんだと思います。
でもって、スノーモービルとBCの現実の遭遇がないもんでうから、現地山岳ガイドの話題にものぼりません。話題になるとしたら、キャットスキーとかヘリスキーのはなしです。
コロラドもサンユアン地区に行くと、スノモービルの絶好地区が沢山あり、国道110号のデュランゴスキー場~シルバートンあたりの周辺は、いたるところにスノーモービルの跡をみます。でも、出会ったのは3台のパティーだけでしたね。料金は、1時間が105$、4時間が200$ですから、それほど大金とは思えません。行くんだったら、谷の深いバンフあたりより、こっちのほうがおすすめです。なんたって景色がいい。ただ、デュランゴから2時間くらいレンタカーを走らせないとスノーモービルの基地にはゆけません。
北米では、BCのリフト代わりに使っている人や危険好みの人は雪崩の危険にさされますが、景色やドライブを楽しむ本来の使い方では雪崩危険とはほど程遠いんじゃないでしょうかね。
XCスキーなんても、北欧にゆくと、その地形からみて、確かにXCをやりたくなります。異なった国の文化を導入して楽しむことを否定するつもりはありませんが、やはり、文化というものは、発祥する地で楽しむのが一番です。

投稿: 岡目八目 | 2007年3月23日 (金) 08時39分

PS.
「Colorado's Quiet Winter Trails」というXC skierやsnowshoer向けのガイドブックをみたら、裏表紙に、"Veteran author Dave Muller has described in detail 99 Colorad trails where snowmobiles are forbidden by state or federal tegulation or where the terrain makes snowmobiling simply not worth the effort." というコピーがありました。

投稿: 岡目八目 | 2007年3月23日 (金) 09時48分

岡目八目 さん、

某MLから来られたのかと思いますが、本当に貴重な情報をありがとうございます。
MLの方でも少し触れましたが、やはりフィールドの広さというのは重要ですね。山スキーヤーもスノーモビラーもお互い干渉せずに楽しめるだけの広い国土があれば、問題は起きませんね。
また、国土が狭かったとしても、山スキーヤーやスノーモビラー、スノーシューアーやクロスカントリースキーヤーがそれぞれに楽しめるテリトリーが確立されていれば、それも問題はなさそうです。

雪崩事故については、スノーモービルで雪崩の危険性のある斜面に入る限り、山スキーヤーと同じく、ビーコン、ショベル、プローブなどの装備は必須だと思います。これは、スノーモビラーだけに言えることではなく、散歩気分で山に入るスノーシューアーにも言えることです。山スキーと比べて危険度は格段に低いのでしょうが(危険な場所に好んで行けなければ)斜面下部をトラバースすることもあるでしょうし、自然を相手に遊ぶ限り、確実な安全なんてないでしょうから。

コロラドのXCトレイルについては、州で禁止されている場合があるのですね。スノーモービルに適さないXCトレイルというのは興味深いです。
XCトレイルガイドの裏表紙のそのようなことが記載されているということは、もしかしたらXCスキーヤーとスノーモビラーの間にイザコザがあったのかもしれませんね。考えすぎでしょうか・・・笑

>異なった国の文化を導入して楽しむことを否定するつもりはありませんが、やはり、文化というものは、発祥する地で楽しむのが一番です。

そのとおりだと思います。サーフィンでもそうですが、その遊びが発祥した土地や、文化として根付いた場所はすばらしい。
と同時に、今までそのような文化がなかったところが、突然メッカになってしまうこともありますね。バルディーズしかり、タヒチのチョポ(サーフポイント)しかり。
そういう新しいムーブメントを見る、もしくは体験するのも楽しいことです。

おっと、話がずれてしまいました。笑

投稿: あかひ | 2007年3月23日 (金) 22時22分

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