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2006年6月21日 (水)

雪山の話題など

ぐっさんのブログSky Above, Slope Below.で紹介されていたNashさんのいつか晴れた日にというブログ。面白いトピックがあったので紹介します。

Img_0669
雪庇は休む場所ではなく、ドロップする場所だ!(笑)
場所:バルディーズ AK スキーヤー:新井さん

今回紹介するブログは、大日岳遭難事故についてリスクマネジメントという視点からコメントしているブログです。実は大日岳の事故については、自分自身よく知らないので、これからじっくり読んでみようかなといったところですが。

●雪庇の踏み抜きについて

「滑落と、雪庇の踏み抜きは実際体験してみないと怖さをわからない」なんていう人もいるけど、実際、踏み抜いたことある?
自分は何度かあります。深刻な状況ではなかったので、笑って済んだけど雪庇の大きさによっては、本当に危険なものだと思う。
まあ、難しい話はとりあえずおいておいて、BCに入ると雪庇はいたるところにあるよね。場合によっちゃ、雪庇を自ら落としたり、雪庇からドロップしたり飛んだりと、普通の雪山登山では考えられないような事をしている訳です。
大日岳の裁判では「地物」がひとつのキーワードになっている。いわゆる、岩とか、小屋とか、そういう「固定された」目標物ね。で、地物を把握するには、無積雪期にその山を観察しておく必要がある、と。
はい。自分、滑走目的の山を夏に登ったことないです。夏山で偵察したから冬も安心ってことはないけど、無積雪期に山に登ることはいいことだと思う。体力作り的にもね。
ジャクソンのバックカントリーで人為的にトリガーした雪庇の崩壊映像があるのでごらんあれ。
http://www.arlinc.com/index.php?section=snow_safety

●団塊の世代の事故
http://snowsense.blog9.fc2.com/blog-entry-43.html

「死者・行方不明者の93.3%が、40歳以上の中高年」。これは驚き。
いくら中高年の登山がブームだからといっても、なにか他に要因はないんだろうか。アラスカの天気待ちで車にカンヅメになっているときにも、この話題になったのだが、若い頃に登山を始め、中高年になって本格的に山を始めた(もしくは再開した)人が、事故に遭遇するケースが多いとか。あとは登山人口のシェアの多くを占めるのが中高年というのも、統計上関係しているのかも知れない。

●滑り手の価値観とスタイル
http://snowsense.blog9.fc2.com/blog-entry-106.html

BCを滑り始めてから、いろいろな人に会い、いろいろな山行記録を見てきたけど、単純に「山を滑る」といっても、本当に様々なスタイルや価値観があるんだなぁ、とつくづく思う。
上のリンクの記事の中ほどに、「会の若手の言葉」ということで紹介されているけど、最近は純粋な滑走系の滑り手が増えているのはご存知のとおり。登りより下りにウエイトを置く滑走形の人は、ゲレンデ上がりの人が多いよね。自分も滑走系。毎シーズン滑り込んでいくうちに、だんだんと人それぞれの山行スタイルや価値観ってのは確立されてくるよね。そんで、山スキー業界には特徴のある人が多いのか、それぞれみんな個性的な気がする。
あえて言うと、早川氏のスタイルと価値観は、自分のとは全く違う。実際に滑りを見たわけじゃないけど、写真で見る限り、滑降はヒヨった後傾のプロペラターン。山行報告では、「どパウダー」って言っているけど、え?そう?って感じだし。
ま、でもあれが早川氏のスタイルであり、価値観であり、それをひたむきに追求していることはすばらしいと思うけどね。自分には到底まねできることではないし、スキーの機動力を使った「登山」、しかもワンディの速攻スタイルであれだけの累計標高差をやる人も少ない。最近では超早朝出発の山スキーは、早川氏のトレードマークな感も。
まあ、みんなスタイルが違うってことを分かった上で、個々の価値観を大切にやっていきたいね。他の人に意見することは重要だけど、批判するのは筋違い。
最近、波乗りとかでも、よくそう思うようになったなぁ。
自分としては、エクストリームも、快楽パウダーも、飛びや落ちも、のんびりツーリングも、ロングルートも、(たまには雪洞泊なんかも)、幅広くやって行きたいな、と思う今日この頃です。

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コメント

この人、何者なんだろね。
少なくとも、連絡先もない、正々堂々と意見受け付けるという姿勢がないのは考え物だね。

投稿: coralsurf | 2006年6月21日 (水) 21時55分

このブログの著者ですが、僕にも分かりません。ただ、書かれている内容は非常に興味深かったですね。

まあ、「ブログ」の性格上、日記的な要素が強いですから、連絡先とか必要ないのかも。この事故は、依然公判されているケースですから、あえて名前など公開してないのかも。ブログでまともに議論するにはヘビーすぎる内容ですしね・・

投稿: あかひ | 2006年6月22日 (木) 11時21分

ところでゴキゲンな某売れっ子Aさんのドロップ写真。
これ一枚にいろんなものが集約してるなーって感じますね。
言葉よりも、たった一枚の写真。すごい彼らしい写真ですね。
これくらい物を伝えられるものはないですわ。
最近連絡してないでご無沙汰でしたが、健在という感じがしてホっとしております。

投稿: coralsurf | 2006年6月22日 (木) 22時48分

そうそう、なかなか良い写真ですよね。
アラスカで滑った3人が3人とも、滑りたい人なので、滑走中の写真ってほんと少ないんですよ。斜面の途中で止まっていいアングル探すことも出来ないし。そうすると必然的に、これからドロップする写真とかになってしまいますね。でもドロップする写真って、これから滑るぞ!っていうパワーというか何かが伝わってくると思うのは同感ですねー。

ちなみにこの写真は、ヘリでのラストラン。この斜面は広いし長いし急だし、北面で雪も良くて最高だったんです。

あ、早くアラスカ報告のページ作らなきゃ。

投稿: あかひ | 2006年6月23日 (金) 12時11分

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