久しぶりに八方
ヨコハチのブログでこの模様は一足先にアップされてます。こちらもよろしく。
スカッと晴れ渡った空、気温は低いままを保っている。最近は南岸低気圧、短い冬型を繰り返していたので、雪こそ心配だけど、たまっているパウダーを目指してゴンドラにのる。
八方池山荘の出発点では、4月いっぱいアラスカで滑りまくる予定の某売れっ子スキーやA氏とS氏、Umaフィルム(Landmadeね)の林さん、石川さんなどなど+ガイドツアーもいてさながら春の山スキーシーズンを感じさせる賑わい。
Umaフィルムのフィルマー(石川さん)に、「ホームページのビデオを見たよ」と言われ面食らう。お褒めのお言葉も頂き、あんな映像を見てくださるなんてうれしい限りでございます。
さて、人が入っている割には競争率の少ない今日の八方。まずはいつもの変までハイクアップ。南面がいい感じです。
ピットチェックしてみるが、まるでミルフィーユ。締まった新雪の下に氷板、その下にザラメ、その下に分厚い氷板といった具合。ピットを掘り出すも、氷板の下のザラメとの結合が非常に悪く、ずれる・・・うーん。滑って氷板を壊さなければ問題ないかな。(詳細は略します)
うだうだと他の面でもピットチェックをしたりしているうちに、A氏、S氏、林さんのパーティーは無名沢のおいしいところを滑って登り返してきた。無名沢には気持ち良さそうなトラックが・・・そろそろ、うちらも滑りますか(もうお昼だし)。
今日の一本目
まずは、おいらがドロップ。
南面ということもあって、トップが沈む重めの雪。おろおろしながら、お目当てのリップに近づき、当て込みを試みるがビミョー。デブリに足を取られ、ボトムでこける。でも、なかなか気持ちよかった!
滑ったラインを見ると、ダッセー。まだまだ突っ込みが足りんな。
当て込みって難しいね
さて、登り返して、メインディッシュです。
無名沢のノートラックを目指して登ります。
さすが北面だけあって、雪質がいい。
というか、場所によってはなかなかのパウダーだったりして、ウハウハです。
最後はトラバースしながら、滝を高巻くつもり。
しかし、向きの変わった斜面はガッチガチのアイスバーン。所々、凹状になったところに新雪がたまっている状態。
ウインドスラブで割れそうだなと思いながらも進入すると、やっぱり雪崩れた。
自分はセーフゾーンに乗り上げたので問題なし。予想していたこととはいえ、くもの巣のようにきれいにヒビが入って割れたので感心する。
(後でいくら小規模とはいえ雪崩を起こしたことに反省。下に誰もいなかったし、怪我になるような規模ではないけど、雪崩れると分かっていて突っ込むのは不謹慎でした)
滝を抜けるあたりからは、野球のボール大のデブリ。久しぶりにデブリを滑るがきつい。足から火が出そうだ。
パウダーを食いながらも、久しぶりの春山を感じさせる1日でした。
デブリ
破断面
結構写真を撮ったので掲載します。
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コメント
ん、なんだこの写真の数々は。
天気良いし、いートラック刻んでるね!
投稿: abe@alife | 2006年3月 7日 (火) 12時38分
そうそう、写真で見ると、結構いいのよ。
でも、実際はこの4割減みたいな感じ~。
ココログ、写真うまく貼り付けるコツあるのかなぁ。
バグッちゃってアップするまでに、3回やり直したよぅ。
投稿: あかひ | 2006年3月 7日 (火) 19時48分